2016年9月9日金曜日

2016年夏のロシア旅行。その3「エルミタージュ美術館」と「白鳥の湖」〜

3日目
 朝、テレビを見てから朝食を取りに。ロシアも朝は子供向けアニメのチャンネルがあるらしく、ロシアのアニメや、「チポリーノの冒険」をやっていたりしました(イタリアの児童小説が原作のアニメ。歌とか覚えてるけど、アニメの記憶はあやふや。)。そして何となく写真を撮る。



 チャンネルをニュース番組に変えると、モスクワで何やら農家のジャムや蜂蜜を売るお祭りがやってるらしく、個人旅行だったら絶対いって買い込んでるのになーと、少し残念な気分に。


 朝食のメニューはホテルのバイキングなので昨日と同じ。今日は中国人はおらず、ロシア人っぽいお客さんが目立った気が。オリンピックのジャージを着た若き女性アスリートの姿も。とても静かです。

 さて、今日も朝早く出発です。今日はじっくり「エルミタージュ美術館」を見学します。
小、旧、新、冬の宮殿、そして劇場の5つのブロックに分かれた巨大な宮殿で、エカテリーナ2世が海外から集めた美術品を中心とした展示品が並ぶ、世界でもっとも有名な美術館のひとつです。ここも第二次世界大戦でドイツ軍によってめちゃくちゃに破壊されたそうですが、長い年月をかけて修復して、今の姿があるそうです。





 ポツポツにわか雨の曇り空。室内観光で良かった。

 団体旅行の特典として、一般より早く入場できるのですが、それでも館内は大勢の人で溢れていました。
ガイドさんと提携して、「サンクトペテルブルク」とエルミタージュ美術館のガイドブックを販売している業者の男性がいたので、ついでに購入。海外のお土産屋に行くとよくあるB5くらいのサイズの写真多めのガイドブック系なのですが、なかなかマニアックで見応えがあり、1冊500ルーブルほどでした。のちに美術館や町の売店でも見かけたのですが、何も言われなければ買わずにいたかもしれないので、ここで買っておいて良かったです。




絵画や彫刻、装飾品、武器などのコレクションも良いのですが、それ以上に内装や家具、小物が素晴らしいです。バチカン市国のバチカン美術館の内装も豪華でしたが、こちらの方が可愛らしくあたたかな感じがしました。女帝のコレクション宮殿にふさわしい雰囲気です。






寄木細工の床やシャンデリアも必見です。








 絵画や彫刻も、貴族の肖像画や神話のワンシーンを中心に、庶民の肖像画や暮らしなどを描いたものが目立ちました。ダヴィンチやレンブラントといった巨匠の絵画や、それらを収集した国ごとの部屋に分かれていたりしましたが、それらよりも、肖像画や日常を描いた絵の方が、味があって面白かったです。











 部屋ごとに各国や時代をテーマにしてコレクションしてあり、古代エジプトのミイラや、ギリシャやスキタイの工芸品なども多数展示されていました。

 写真を撮っていたら、椅子に座っていた3人のおじさん達がいきなり立ち上がり、コーラスを始めてびっくり。学芸員の方かと思っていたらまぁ。伸びやかでよく響く素晴らしい歌声で、ビデオに撮ってきてしまった。



 おそらくこの美術館で最も有名な展示物「黄金の孔雀のからくり時計」の周りは、人でいっぱいでした。今でも決まった時間に動かしてくれるみたいですが、あいにく生でその姿を見ることはできず。しかし、すぐそばのモニターで動く様子をビデオで流していて、一応、その雄姿を見ることはできます。



 孔雀のからくり時計ばかりが有名ですが、その正面の床は、ケンタウロスや人魚やメデューサが描かれた美しいモザイク画になっているので、それも必見です。



 他にもからくり時計や、美しい装飾の時計はあちこちに飾られており、からくり時計だけの部屋もありました。
 それと、日本の根付の特別展もしていました。こちらは写真撮影禁止でしたが、かなりの数が展示されていて、なかなか見応えがあり。

 昼食は各自で、とのことで、館内のカフェでサンドイッチと、ショーケースに並んでいる美味しそうなケーキを2つとコーラをチョイス、4種全部で800ルーブルほどでした。ケーキはどれもとても美味しかった、でも本当に懐かしい味がする、どうして?

 時間が余ったのでお土産屋を物色。美術館オリジナルのグッズも多数扱っていて、特に孔雀時計を子供向けにディフォルメしてデザインした可愛らしいシリーズは、他に無いお土産として最適かもしれません。しかしまたあとでと思って購入してこず、その後どこの店にも売ってませんでした、マグカップくらい買ってくれば良かった。
 猫が描かれたグッズもたくさん。エルミタージュは猫たちがネズミから展示品を守るためにパトロールをしていることでも有名ですが、あいにくの雨か人混みか、1匹も見かけませんでした。残念。

 まだ時間があるので一度展示室へ戻って、素通りされた工芸品などの展示物を素早く見てくることに。




ロシアのデザイナーの企画展もやっていました。はじめてみたので日本では知られていないかも。素晴らしいしドレスやコートがずらっと並んでいます。

 そして時間が迫ってきたので、またカフェへ戻り、チョコミントとピスタチオのアイスクリームも購入。カップにしてもらって、2つで400ルーブルくらい。ああ、つめたくておいしぃ。



 その後、雨降る中、新館へ移動し、印象派の絵を見に。忙しいなぁ。新館は軍の施設だったところを改装し、現代美術や印象派のコレクションを展示しているそうです。しかし、ツアーなのでここでも印象派コーナーに直行。もったいない....。



 吹き抜けのロビーっぽいところに現代美術家の面白いブロンズ像やレリーフが展示されていました。ナイス角度で写真が撮れた。
  
  印象派コーナーでは、マティスの赤い「ダンス」の絵が展示されていることでも有名ですが、その隣には同じくマティスの「ダンス」のタッチで、体育座りをする人々と楽器を演奏する人々が描かれた作品が飾られていて、なんだか可笑しくなってしまった。温度差がすごい。
 踊っている人の絵ばかり有名だけど、こっちにも注目してほしい。そして写真撮ってきたかなと思ったら撮っていなかった。残念。

 不満タラタラでしたが、ちょうど企画展で版画の展示をしていて、ほんの少しの自由時間でその場所を見てきただけでも気分は少し解消されました。



 モスクワのツアーにトレチャコフ美術館も入ってなかったものね...「見知らぬ女」、見たかったな...見ながら黒い瞳を心の中で歌いたかったな... もういちどこなくちゃ...



 夕食はまたレストラン。こちらではあつあつのペリメニ(ロシアの餃子)の登場です。オリビエサラダ、ペリメニ、細かく切った果物。どれも味がしっかりしていてとても美味しい。


 その後はバレェ「白鳥の湖」を見に劇場へ。観光客向けのプログラムらしく、劇場内は我々以外にも様々な国の団体客でいっぱい。劇場内は素朴な感じでしたが、その反対側にある数部屋それぞれの内装が素晴らしかったです。

 実は、今回のツアー旅行を決定する前にいろいろな会社の添乗員付きツアーを物色していたのですが、ほとんどのツアー会社の観光先がほぼ同じコースで、会社によって、これをを見るものと、トレチャコフ美術館やプーシキン美術館へ行くものがあり、どっちをとるかで母ともめたのですよ。で、団体だとかってにチケット取って自由に劇場へ行く何てことはできないだろうということで、バレェの付いているツアーを選んだということなのです。
ボリショイ劇場も行きたかったなー.... 

そんなこんなでまた明日〜。
その4〜「海軍のお祭り」と「豪華なホテル」〜へ続く。


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